2024年4月15日(月)

朝7時前に起床。4月に入ってからは、7時頃に起床→30分くらいヨガ→7時45分頃から朝ごはんの準備→朝ごはんを食べながら8時から朝ドラを観る、という朝の流れが確立されつつある。ヨガは腰痛&股関節痛がひどくてやり始めたのだけれど、毎日10分、1週間ほどやっただけで効果を感じられるくらい身体が柔らかくなってきたので、今は毎朝30分くらいやるのが習慣になりつつある。以前、ホットヨガのレッスン(60分)に週1回くらい通うというのを4年くらいやっていたことがあるのだけれど、その時よりも目にみえる効果を感じる。やはり少しずつでも「毎日」やるのがポイントなのかもしれない。朝ごはんはサラダとイングリッシュマフィン(ベーコンエッグ、M母特製ゆずジャム)、ぶどう。午前中は読書。『「日本語」の文学が生まれた場所』(黒川創著)を読んでいる。先月の台湾旅行の際に、台南にある「国立台湾文学館」で台湾文学の歴史を振り返っていく展示を見たのだけれど、その中でも日本統治下での「日本語」で書かれた台湾文学、そしてその後、国民党支配になってからの「北京語」で書かれた台湾文学、その両者が移り変わっていく部分や、両者が入り混じっている頃の時代の展示が面白かったので、もう少しじっくりその時代のことを知りたいなぁと思って手に取ってみた本。いやはや、これが面白い。目的としていた台湾文学について触れた部分ももちろんなのだけれど、明治以降の日本文学の歴史、それに伴う日本の思想史、そうしたことにも詳しく触れられていて、初めて知ることが多くて面白い。文学作品単体を読むだけでも面白いけれど、書かれた時代背景や、作家の政治的・思想的立ち位置も知ったうえで作品を読むと、もっとさまざまな視点から読み込めるように思えるので、こういう文学論などを読んだうえで作品を読むという入り方が楽しい。「名著」と呼ばれるものを大して読まずに生きてきてしまったけれど、こういう入口から入って、これからもっといろんな作品を読むことができるなぁというのは日々を過ごす喜びになる。こういう本に出会えるというのは本当にうれしい体験。この著者の黒川さんという方は今回初めて知った方なのだけれど、研究者ではなく作家の方で小説もたくさん書かれているよう。いくつかの作品のあらすじを見てみたら小説のほうもなんだか面白そうだったので、これから読んでみたいと思う。

勉強はもう大学のレポートなどの締め切りにも追われない状況になったので、興味の赴くまま、気の赴くままにやっている。一時的な「目標」がなくなった状態で、自分の意思をどこまで保ち続けられるかなぁということに全く不安がないかというと嘘になるのだけれど、おそらく生が終わるときまでこれをやってるんだろうなとは思っているので、じっくりゆっくり、一歩一歩踏みしめながら、気張らずにやっていこうと思う。