2023年2月10日(金)

一昨日、結局歯医者に電話は繋がらず、いつもの感じだと朝イチで行けば空いてるかなと思って昨日ぶっつけで行ってみたらすぐに診てもらえた。前回行ってから1年以上経っての検診だったけれど虫歯なし。「歯石もほとんど付いていないし優秀だね」と先生に褒められる。前回作ってもらったマウスピースの具合も点検してもらう。「これはかなり食いしばってるねぇ」と言われるもまだ作り直さなくて大丈夫とのこと。しかし歯茎が歯肉炎になっておりその治療が必要とのことで何回か通うことに。虫歯はなかったのに残念。

今朝は6時前に起床。ココアをいれて読書。引き続き「文化と抵抗」(エドワード・W・サイード著)を読んでいる。雪が降ってくる。積もりそうな感じ。朝食はなめこの味噌汁、大豆の煮物、豚肉と小松菜の炒め物、納豆ごはん。午前中は勉強。朝はサラッとしか積もらないかなと思った雪は案外どんどん積もって10センチくらいになる。お昼ごはんは冷凍食品のおかず何品か、コーンスープ、卵かけごはん。旅行前に冷蔵庫をできるだけ空っぽにしようと思っていたら案外早く空っぽになりかけていておかずが無いことに気がつく。午後は勉強。レポートを書くための下調べ。その後読書。「文藝別冊 米原万里」を読む。米原万里の本は2冊ほどしか読んだことがないけれど「不実な美女か貞淑な醜女か」を読んでたちまち好きになってしまった作家。この本に出てくる米原ファンの方々も当然ながら米原万里が大好きというのがびしびし伝わってきて、その魅力を語る文章を「うんうん」と頷きながら読んでいる。ああ本当に、米原万里がもし生きていたら今なんて言うかなって、つい思ってしまう。同じシリーズの須賀敦子版も図書館にあったのでこちらも今度借りてみよう。

雪が降ると「北国育ちにはこれくらいの雪はへっちゃらでしょう」と言われたりするけれど、もはや故郷で暮らしたのと同じくらいの期間を東京で暮らしているうえに、おそらく「二足歩行をマスターし自分の足で歩いた年数」で言えば多分東京のほうが長いわけで、つまり、もう雪国では生き抜けないほど自分が軟弱になっている気がする。