2023年10月15日(日)

朝5時半過ぎ起床。読書。夏からひたすら勉強していて脳が疲労していたのか、今月に入って勉強が少し落ち着いてからもあまり積極的に本に手が伸びない日々だったのだけど、この1週間くらい少しずつ回復してきた。「証言 天安門事件を目撃した日本人たち」と阿古智子著の「香港 あなたはどこへ向かうのか」を読了。読む本はそのときの気分で何となく選ぶことが多いのだけれど、こうして読了した本のタイトルをみてみると自分は東アジアに特に関心があるのかなぁと思ったり。自分の国から距離的にも近くて、歴史的にも接点が多いという理由もあるだろうけれど、何よりやはり、その国が好きなんだろうなぁと思う。もちろん政治的な話とか出し始めると色々と思うことはたくさんあるけれど、文化や人々の雰囲気、街の景観、そして何より、世界のなかで食べ物がダントツに美味しいのはやはり東アジアだろ!と思う(そんな理由)。東アジアが舞台の小説なんかも好きだし、その場所の醸し出す空気が好きなんだろうなぁ。そしてもっと言えばやはりアジアが好きだ。欧米などに比べていい意味で未完成で、それゆえに人間らしいところが大好きだ。まだ両手で足りるくらいの国しか旅したことがないけれど、自分がアジア人であるという自覚とか、「誇り」というと少し大袈裟だけど、そのルーツをアイデンティティとして大事にしようという気持ちは芽生えている気がする。そんなわけでちょっと前からマンダリンの勉強も少し始めた。来年にはすでに台湾に行く予定も決まっているので、それまでに少し話せるようになりたいなぁ。

朝食はキャベツ味噌汁、サラダ、鮭の西京焼き、納豆ごはん。掃除機かけて英語の勉強して来月の香港マカオ旅行の下調べ。昼食は味噌汁、鶏肉のオイスターソース炒め、納豆ごはん、柿。好きな果物のなかで柿が実はかなり上位に入るんじゃないかということに気がついた最近。

読書量が少しずつ回復してくると、こうしてある程度の情報や知識を自分に入れ続けていないと好奇心はどんどん枯渇していくのではないかと考えたりする。本を読んでいると知りたいこと、知らなくてはならないと思うことがどんどん溢れてくるけれど、ボーッとテレビを見てYoutubeを見て過ごしているだけだと、本を読んでいるときに湧いてくる好奇心のようなものはほとんど湧いてこなくて、そして「ああこうしていても生きていけてしまうな」という怖さを感じる。こうしていろんなことに無関心でいてもなんとなく生きていけてしまうし、そういう状態になることは容易なことなのだろうと思う。だからこの歯車をまた少しずつ回し始めないとと実感する。自分はやはり、そういうふうに生きていたいと思うから。