2023年7月8日(土)

朝5時半起床。暑くなってきたので夜も窓を開け放して寝ていると、朝5時くらいから隣の家のおじいちゃんが大音量でNHKを見始める音が漏れてきて目がさめる。せめて6時くらいまではもう少し小さい音量で見てほしい。読書。前回書いた「源氏物語」を読み終えた後、武田砂鉄著の「父ではありませんが」を1日で読み終えた。私の周りには「子どもはいつ?」「お父さんお母さんにそろそろ孫の顔を見せてあげないとね」などと言ってくる人はいないのでそうした圧には晒されずに済んでいるけれど、子を持つ友人らに囲まれた時など、その場にいる誰が悪いわけでもないのに、自分が「子なし」であることでどこか感じる何かの気まずさというかイマイチ落ち着かない感じというのは、正直、ある。子どもが嫌いなわけではないし、強く「子どもは持ちたくない!」と思っているわけでもない。ただ、子のいる人生といない人生を想像してみたときに、いない人生のほうを生きたいと思ったというただそれだけのことだと思っている。ただそれだけなのだけど、何かちゃんとした理由がないといけないような気が勝手にしている。そう、たぶん自分で勝手に「している」だけなんだけど。と、これは考え始めるとぐるぐるし始めるので、あまり考えないようにしている。「なんとなく」でいいと思っている。武田砂鉄の本は「ふむふむ」「そうそう」などと軽く頷きながら読む。今は「死体解剖有資格者」(スー・ブラック著)と「白鶴亮翅」(多和田葉子著)を読んでいる。

朝ごはんはサラダ、酢鶏、納豆ごはん。午前中は勉強。昼食はラタトゥイユ(出汁を入れた和風アレンジ)、タッパーに微妙に残った酢鶏再び、納豆ごはん。普段の食生活においてさほどバリエーションがなくても苦ではない自分(とM)の性質がありがたい。

最近は大学を卒業した後の独学(って言葉がなんか流行ってるからあれなんだけど)法について考えている。これまでは大学の勉強をベースにしつつ、あとは自分の興味の赴くままにいろんな本をただ読んでるという感じだったのだけれど、これからは学校にも通わずに己のみで勉強していくことになるので、特に専門分野を決めるつもりはなくとも、何かある程度の体系を意識した方がいいのではないかと思って、それをどんなふうにやっていこうかというのを模索している。ひとまず、知識の修得を目的として読んだ本の内容については、カテゴリやタグを付けつつ覚書をストックしたいと思ってメモツールなどを物色。読書記録や引用メモとしてEvernoteをずっと使っているのでそれを継続して使っても良いかと思ったのだけれど、しばらく前からPCとiPhone間の同期がうまくいかなくなって、PCで作ったメモがiPhoneでは見れないという事象が発生していたので、これを機に「Up Note」というのを使い始めてみた。まだ少し触ってみただけだけど、構造がEvernoteに近くて使いやすそう。しばらくはこれを使ってみようと思う。もう1個。調べたこと、これから調べたいことなどをマインドマップ的に繋げて可視化したいと思っている。のでマインドマップ作成に良さそうなツールも色々見ているのだけれどこちらはまだ決めかねている。無料版で使い勝手がいいのがあるといいのだけれど。